盲導犬育成募金型自販機設置のお知らせ
株式会社フェニックスでは、社会貢献活動の一環として、兵庫盲導犬協会の支援を目的とした「盲導犬育成募金型自販機」を兵庫県内の4つの事業所に設置いたしました。2024年10月1日に各事業所(プレイブランドフェニックス、モナコ香寺、モナコ西明石、モナコ別府)に1台ずつ設置され、自販機の売上の一部は、盲導犬育成のために兵庫盲導犬協会へ寄付されます。
自販機には「盲導犬育成募金」 「あなたの1本が盲導犬を支えます」 「この自販機の売上金の一部は、盲導犬協会の活動に活かされています」といったメッセージがラッピングされており、設置場所でご利用いただく皆さまに、盲導犬支援の意義を伝えるデザインになっています。日々の飲み物の購入を通じて、視覚障がい者支援にご協力いただければ幸いです。
また、これに先立って設置させていただきました「盲導犬募金箱」にも、おかげさまで多くの皆様のご好意をいただいております。こちらも併せて一層のご協力をお願いいたします。
兵庫盲導犬協会について
兵庫盲導犬協会は、視覚障がい者の方が盲導犬と共に自立した生活を送るための支援を行っています。2004年に設立された同協会は、次のような事業に取り組んでいます。
・盲導犬育成事業
繁殖、育成、訓練を通じて、多くの盲導犬候補を育成し、視覚障がい者の自立を支援しています。
・視覚障がい者社会参加訓練事業
盲導犬と共に生活するための訓練を通して、視覚障がい者の社会参加を支援しています。
・人材育成事業
訓練士の育成や、視覚障がい者との歩行支援技術の習得を通して、スタッフ一人一人のスキル向上に努めています。
・盲導犬普及/啓発事業
講演やイベント参加を通じて盲導犬の普及と理解促進に取り組んでいます。
協会では、全国盲導犬施設連合会や国際盲導犬連盟などにも所属し、盲導犬育成の質の向上に努めています。視覚障がい者の自立と社会参加を目指して尽力する兵庫県盲導犬協会へのご支援をよろしくお願いいたします。
盲導犬について
盲導犬は、視覚に障がいのある方々の歩行を安全にサポートし、行きたい場所へ自由に行ける生活のための大切なパートナーです。その役割は単なる補助にとどまらず、視覚障がい者の生活に希望と喜びをもたらしています。
盲導犬の育成には約500万円の費用がかかり、協会や多くのボランティアの支援によって成り立っています。主にラブラドール・レトリーバーやゴールデン・レトリーバーが選ばれ、厳しい訓練を経て視覚障がい者の生活を支える存在となります。
街で盲導犬と出会った際は、盲導犬が仕事に集中できるよう、声をかけたり、触れたりせず、そっと見守っていただくようお願い申し上げます。皆さまのご協力が、盲導犬とそのユーザーの安全と安心に繋がります。